千葉県四街道市中学校　赤外線外壁調査

今回は千葉県四街道市の某中学校の特定定期報告のため赤外線外壁調査を行いました。

定期報告制度とは、建築基準法（第12条第1項～第3項）により建築物や昇降機などの定期的な調査・検査の結果を報告することを所有者・管理者に義務づけることにより、建築物の安全性を確保することを目的とした制度です。

平成20年の改正によって外壁の全面打診調査が義務になりました。

従来は外壁を調査するには打診棒などで壁面を打診し、その打音の高低などで外壁浮き部の有無を調査する打診法が一般的です。しかし、高所を調査する場合には足場やゴンドラなどが必要になり設置費用・安全対策費などが診断費以上にかかってしまいます。

今回の赤外線外壁調査は、打診法に比べ

低コスト

短期間

安全に外壁の調査する事ができます。

もちろん高所でも足場の設置なしで外壁の全面調査が可能となります。

とはいえ、今回は中学校での外壁赤外線調査ですので、生徒さんの授業の邪魔にならない夏休み期間中に調査させていただきました。

赤外線外壁調査はまず装置を使って建物から放射される赤外線エネルギーを感知・検出します。

感知・検出した赤外線エネルギーを電気信号に変換し熱分布画像として表示させると温度分布として強弱が表示され、建物の異常個所が分かります。

タイルなどの剥離部と健全部の熱伝導率による温度差を計測、外壁面から放射される熱分布画像と目視での外壁の劣化状況を診断します。

調査の報告は写真台帳と合わせてご提出させていただきました。

弊社では入札の仕様書で条件となっている赤外線調査の使用機器の条件をクリアしておりますので、東京埼玉千葉茨城などの関東エリアをはじめ全国各地からたくさんの依頼を頂いてます。

学校やオフィス、公共施設など、学生や社員、来場するお客様にご迷惑にならないように、ご要望に沿った日取りで調査を行う事が出来ます！！

調査日、調査方法はお客様にとって最適な日時方法をご提案させて頂きますので、お気軽にご相談ください。

外壁調査豆知識